
こんにちは、KIYONOエンジニアです。
11月はGoogleのアップデートが驚異的でしたね。紹介したいことがたくさんあるのですが、本日はNotebookLMについて紹介いたします。
1. 11月の驚異的なアップデート
11月のNotebookLMにてNotebookLMの新機能が多数発表されました。まずはその流れをざっと振り返ります。
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11月2日週:使い勝手の向上 パネルのリサイズやチャット入力欄のデザイン刷新など、UX(ユーザー体験)が向上。フラッシュカードやクイズのコンテキスト長が4倍になったこと。これにより、以前より遥かに詳細な学習教材が作れるようになりました。
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11月9日週:データ連携の強化 待望のGoogleスプレッドシートインポートに対応。このアップデートはとても嬉しいですね。
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11月17日週:Deep Research登場 皆さんも一度は使ったことがあると思いますが、ようやく搭載されましたね。Microsoft Wordファイルが取り込めるようになったのも地味に嬉しいですね。
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11月24日週:スライド作成機能とインフォグラフィック機能(Nano Banana Pro搭載)が登場しました。これらのアップデートは本当にえぐいですね。
驚異的すぎますね。中でもスプレッドシート連携とスライド作成が個人的にはとても嬉しいです。また地味にMicrosoft Word対応されたこともとてもありがたいです。前まで毎回PDFに直したりする必要があったので。
今後の期待としてはまずはExcelとPowerPoint対応してくれるととても嬉しいです。Googleは、Workspaceに閉じずMicrosoft 365も対応してUXの改善を図ってくれるのが嬉しいですね。
またスライド作成機能に今後編集機能が搭載されていくと思いますが、待ち遠しいですね。
2. 機能紹介
「Deep Research機能」と「スライド作成機能」について紹介します。
Deep Research機能
こちらの機能やGeminiやChatGPT等使っている方であればお馴染みの機能かと思います。

添付の通り、「Fast Research(高速)」と「Deep Research(詳細)」を使い分けることができ、今回新たにDeep Researchの機能が新たに追加されました。

また各種Researchについてはウェブとドライブに対して可能となっており、実行すると以下の通り、データソースが追加されます。

スライド作成機能
Geminiのアップデートと同時期に実装されたスライド生成機能は、ソース資料を基に短時間でプレゼンテーション資料を作成することが可能となりました。裏側は「Nano Banana Pro」によって動いております。
実際にどのように使うかを見てみましょう。今回11月のアップデートでGoogle関連のサービスがどのようにアップデートされたのかWeb検索して、資料化してみたいと思います。

添付の通り11月のGoogle関連アップデートについてWeb検索をしてデータソースを追加しております。その上でチェックボックスにチェックを入れるかどうかによってこの後のスライド作成のデータソースにするかどうか調整することができます。

上記「スライド資料」にてスライド作成ができます。データソースは上記左側のデータソースにてチェックされているものが対象となります。

鉛筆マークを押すと上記のようにどんな資料を作成するかチューニングするためのモーダルが出てきます。
今回の実演では「11月Googleサービスがどんなアップデートを遂げたかまとめて欲しい」と入力してスライド作成を実行しました。アウトプットは以下の通りです。(そのまま載せます)
11月Googleアップデート
※あくまでサンプル資料なので情報の取り扱いについてはご注意願います。
添付のようにデザインも優れたものがアウトプットされます。残念ながら編集はできないので編集したい場合は、CanvasでGoogleスライドで一度アウトプットした後に、スライド調整してGoogleスライドに新たに追加されたNano Banana Proの機能使うのが良いかと思います。
3. 最後に
今回のアップデートで、マルチモーダルが一気に加速してきた気がしております。GoogleのアップデートはGeminiのモデル自体の進化にとどまらず、ユーザが実際に使うサービスにも組み込まれるので非常に驚きが多い印象です。
今回のアップデートを通じて、「自社内のデータをきちんとドライブ管理すること」、「アップデート内容をいかにサービスや業務に組み込んでいくか」の二つを早い段階からスピード感を持ってやっていくのが改めて重要と感じました。
今後もGoogleの動きには目が離せませんね。

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